2007年07月07日

すごい「実行力」 第6章

第6章 「三日で結果が出る」を体感してみよう

本章で、すごい「実行力」の最終章です。


 人間には、嫌いなことや苦手なことを後回しにする傾向
にあります。この行動原理を 「プレマックの原理」と言い
ます。「いくつかの行動から一つを選択するとき、選択
された行動は他の行動を強化しうる
」。簡単に言えば、好き
なものから手をつけるということです。

 第4章の、脱感作のところで紹介したのは、実はあれが
プレマックの応用なのです。「目標をクリアしたらあとは
自由にできる」という因果関係を脳に学習させ
、目標達成
意欲を喚起したわけです。
 仕事は、苦手なことから始めましょう。やらなければ
ならない仕事をリストアップし、やりたい順に番号を振り
最下位にランキングされたものから手を付けるのです。


 「実行力」を高めるのに役立つ方法はたくさんあります。
例えば、ポケットにビー球をいれておくのもその一つです。
やると決めたことを行ったたびに、ビー球を一つずつ反対側
のポケットに移していく
のです。これなら確実に行動でき
うっかり忘れることはありません。


 なかなか実行に移せない人は、その日やるべきことを時系列
に書き出してみる
のも効果的な方法です。
 一日の課題が上から順に消えていくのを見るのは快感です。
 消す行為そのものがご褒美となるので、グラフやポイントカード
に似た力を発揮します。いつも持ち歩いてすぐ見られるように
手帳サイズのものが使いやすいと思います。
 メモに行動予定だけでなく、ご褒美に関することや、勇気付け
のメッセージを書き込むのも効果的です



 意志が弱く、まだ実行する自信が持てない人に良い方法が
あります。行動しないと後で困ることを考え、一つ一つ書いて
いきましょう
。ネガティブな理由でも構いません。そして、
書いた内容を目立つ場所に置いておきます。自分の困る理由を
常に目にすることによって、「実行力」が高まります。文字の
持つパワーは思ったよりも強く、あなたの背中を押してくれる
はずです。実行をずるずると引き延ばす人には、困る理由を
突きつけて危機意識を高める
のが有効です。
posted by sug at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

すごい「実行力」 第5章

第5章 続ける技術 「精神力」は一切必要ありません!


 やる気があるのに、いざ実行しようとするとなかなかうまく
いかない。そんな人があなたの周囲にもいると思います。
 人間の行動は、先天的な能力の高さや意志の強さに左右される
ものではありません
。行動と結果の因果関係に、個人の能力や
精神力は関係ないのです。
 本章では、行動にフォーカスした実践方法を具体的に解説します。
 行動を変えれば結果は自然に変わります。そしてこれは、誰に
でもできる方法です。



 自分で決めた目標を、いざ実行しようとするとき効果的なのが
「言語化」です。ここで言う、言語化とは、やるべき行動を第三者
にもわかる言葉で具体的に表現すること
です。回りくどい言い方や
抽象的な表現を使ってしまうと、意図するところが100%伝わること
はありません。
 言語化はとても重要な要素です。自分の望む行動があるなら、まず
それを言葉に落とし込み具体的に表現しなければなりません。そこ
からすべてが始まります。

 言語化するには、その行動を分解する必要があります。細かく
分解すればするほど正確な言語化が可能になりますので、「行動の
分解」
という概念を正しく理解して忠実に取り組んでください。
 行動の分解は、行動科学マネジメントの大きな柱であり、決して
軽視できない概念です。
 言動を言語化する作業は、できるリーダーになる訓練でもあり
ます。部下に取らせたい行動を的確に表現できるので、あなたの
指示やアドバイスが伝わりやすく、結果的に仕事がうまくいく
ようになります。

 「実行力」を身につけるツールに「チェックリスト」があります。
 これは取るべき行動を細かく分解したもので、言語化の行き着く
最終形態と言ってよいでしょう。その際、チェック欄を複数設ける
となお良いでしょう
。全ての項目を繰り返しながら自分の目で確認
でき、回数を重ねることでチェックを入れる項目が増えていくため
自己成長の度合いが一目で分かります



 自発的に行動しようとするとき、言語化とともに大切なことが
もう一つあります。お手本を見つけ、積極的に真似ることです。
 これを行動科学で「モデリング」と言います。理想となるモデル
を探し、良いと思われる部分を積極的に取り入れるのです
。取り
入れる際にも、言語化は欠かせません。モデリングの秘訣は、
自分の目で観察し、自分の頭で考えることです。

 上記のようにモデリングをしても行動が身につかなければ意味
がありません。行動科学マネジメントでは、モデリングの後に、
ロールプレイングで練習するように勧めます
 新しく学んだ行動は不安や恐怖感に邪魔されやすいため、練習
を積んで本番に備えるのです。これは、実験でも明らかにされて
います。新しい行動を身につけるには、とにかく反復すること
です。「実行力」を高めたければ、モデリングと反復トレーニング
を開始しましょう




 一大決心していよいよ行動を始めても、次に待ち構えている
障害があります。「長続きしない」という伏兵です。
 では、どうすれば「実行力」を維持し、行動反応率を高めれ
ばよいでしょうか。
 それには、次の2点が効果的です。

 1.自分へのご褒美を用意すること
 2.成果をビジュアル化すること


 前述したように、行動するたびにご褒美が手に入ると、人間
はその行動を何度も繰り返すようになります。「行動の強化」
です。また、行動が続いている状態を自分の目で確認し、自分
の成果をビジュアル化すると大きな励みになります。
 「行動のあとにメリットが待っている」という因果関係のルール
と、行動データのビジュアル化。この両輪が揃ったとき、行動
反応率を維持し、さらに行動反応率を高める理想的な環境が
整います。つまり「実行力」が高まるのです。
posted by sug at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

すごい「実行力」 第4章

第4章 100%の実行力 確実に「夢を叶える人」になる!


 人間、誰にでも苦手なことがあるものです。
 苦手なことを客観的に分析してみると、そこにはやはり理由
が隠されています。人間の行動は不安感や恐怖感に邪魔される
面をもっているのです。
 行動科学では、こうした不安や恐怖を克服するのに「脱感作法」
を用います。分かりやすくいうと、「徐々に慣らしていく」方法
です。脱感作法は臨床心理学の分野で確立された治療法で、正式
には、「系統的脱感作」と言います。患者の抱く様々な心理的
障害を取り除くのに効果を上げており、ビジネスにも非常に役立
ちます。
 例として、「人前で話すのが苦手」な場合を挙げるとすると、

 1.プレゼンに同行する
 2.発表者にメモを渡す役を行う
 3.発表者の脇に立つ
 4.「終わり」のあいさつをする

というように、徐々に段階を踏んで少しずつ刺激に慣れさせて
いくことで、苦手を克服できるようになるでしょう。


 先に挙げた「脱感作法」によって苦痛を克服するわけですが、
その際に欠かせないのが、「リラクゼーション法」です。
臨床心理学で確立された効果の高い方法で、これがないと脱感作
はうまくいきません。具体的なやり方を以下に紹介します。
 
 1.全身に力を入れて硬直させる          10秒間
 2.ゆっくりと力を抜き、全身の筋肉を弛緩させる  30秒間
 3. 1と2を5セット繰り返す


リラクゼーション法は、筋肉を弛緩させることで心を鎮める方法
です。人間の身体と精神は密接に結びついており、片方が緊張
するともう片方も緊張します。反対に、片方がリラックスすると
もう片方も自然とリラックスするのです。
posted by sug at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

すごい「実行力」 第3章

第3章 この「効果」だけは、一人の例外もありえない


 人は、need と merit を感じる行動は自然と繰り返します。
 しかし、物事を続けるためには、それだけでは十分と言え
ません。長く続けるためには、第2のツールである「測定」
が必要なのです。
 「測定」するのに有効な例として、グラフが挙げられます。
 行動をグラフで表すことで、次のような効用があります。

 ・わずかな「数値の変化」も見逃さない
 ・現状を正確につかめる
 ・「三日坊主」を追い出すことができる
 ・モチベーション(行動反応率)を維持する
 ・自発的に行動したくなる


 ここで、結果だけを測定してはいけないことに気をつける
必要があります。行動科学の対象は、あくまで行動にあり
結果は後からついてくるものです。

 
 又、測定するときに重要なポイントは、どの行動に注目する
かです。結果に直接つながらない行動は、いくら繰り返しても
結果をかえることはできません。測定するときのポイントは、

 ・それは結果につながる行動か?
 ・継続に必要な行動か?


という点です。測定によって行動を絞り込んでいくと、やるべき
ピンポイントの行動が見つかります。思い込みや勘に頼っている
と、どの行動を重視すべきか見えなくなります。感覚に頼らず
データによって実証する姿勢を忘れないようにしましょう。


 より一層効果的な測定をするために、「スモールゴール」
いくつもつくっておくことをお勧めします。
 スモールゴールとは、最終ゴールへ至る道のりに設定する
中間ゴールです。コースを区切って測定すると、たくさんの成果
が小刻みに得られ、ひとつ到達するごとに達成感が味わえる
ので
目標達成に時間がかかる場合のモチベーション維持に役立ちます。
posted by sug at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

すごい「実行力」 第2章

第2章 「自分を乗せるのがうまい人」ほど成功する!


 自分が進んで行動するのは、行動する人が楽しいと感じる
からです。寝不足になるとわかっていても、楽しいからつい
寝る前に本を開いてしまう。自発的に行動する動機付け条件
又は環境条件が整っていると、人間は進んで行動します。
 行動科学では、こうした行動環境を意図的につくり、動機
付けの条件を整える
のです。

 「実行力」をつける方法として、次の3つが挙げられます。

 ・行動の動機付けをつくる
 ・行動を測定する
 ・行動を妨げるものを排除する


 この3つが揃ったとき、行動する環境が整います。環境が
整うと人は自然に行動に向かいます。

 では、最初に「行動の動機付け」とは何でしょうか。
 「行動の動機付け」は、言い換えると、「行動に直結する
動機」
を付けるということです。簡単に言えば「need」
「merit」です。この2つの存在することにより、行動を
開始し、同じ行動を繰り返します。

 行動科学マネジメントでは、意図的に動機付けをするため
にいくつかのツールを用います。代表的なものとして、

 ・ご褒美 ・称賛 ・ポイント ・グラフ

などがあります。いずれも、「強化」「計測」という科学理論
に基づいており、実験データによって裏付けられています。
 行動を強化するに当たって次の2点に注意する必要があります。

 ・「すぐに」強化すること
 ・ルールを「確実に」守ること


 なぜなら、行動とごほうび(merit)を因果関係を自分の脳に
学習させることにあります。実行した直後でないと、脳は因果
関係を学習できません。
せっかく行動しても、習慣にならない
と無意味になってしまいます。

 「実行力」の肝は、自分の行動を増やすか減らすかです。
 行動科学では、増やしたい行動を「不足行動」、止めたい
行動を「過剰行動」と呼びます。改善すべき行動が明確に
なったら、それを「ターゲット行動」と位置づけます。

 ターゲット行動が「不足行動」である場合、それを邪魔して
いる行動があるはずです。行動科学ではそれを「ライバル行動」
と呼びます。不足行動を増やしたいのに、ライバル行動が邪魔
して増やせないとう構造になっています。不足行動を増やすには

 ・行動の誘発条件をつくる
 ・行動の動機付け条件をつくる
 ・行動のハードルを高くする


などが考えられます。つまり、ターゲット行動を起こしやすい
ような条件に変えて実行率を向上させるということです。

 又、過剰行動を減らすには以下の3つの方法があります。

 ・行動の誘発条件を取り除く
 ・動機付け条件を取り除く
 ・行動のハードルを高くする


つまり、不足条件を増やす方法の逆を行えばよいのです。
過剰行動は、長期的にはデメリットであることが多いですが
その場ですぐ「快」を味わえたり、簡単に結果を得ることが
できるためになかなか止められず、現実には困難です。こう
した場合、同様のメリットを持つ代替行動を見つけて、徐々
にそちらへ切り替えていくことが有効です。
posted by sug at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

すごい「実行力」 第1章

第1章 この10ページの「すごい力」を試してください


・今「頭にあること」をつぎつぎ実現する力

   夢を実現できる人、できない人の差とは何でしょうか?
   生まれ持った才能、実力、意思の強さ、人脈、運など
  様々な要素がありどれも重要であるに違いありません。
   しかし、多くの場合、夢が実現できる人とは、才能や
  実力、運の強さ以上に「実行力」がすごいのです。
   「実行力」とは、「目標を達成する力」「夢を叶える
  力
」と言い換えることもできます。
   「実行力」は決して特殊な能力ではありません。年齢
  や性別に関係なく、ちょっとした工夫で身につけること
  ができます。行動科学マネジメントを応用した本書では
  夢が実現できる人生を送るためのスキルを集大成した
  実践メソッドです。


・いつ、どこで、誰がやっても「この効果」

   心理学や動物行動学の知見から人間の行動原理を明らか
  にしようとするものが行動科学といい、これを土台に
  発展したのが「行動科学マネジメント」です。
   行動科学マネジメントは、いくつもの特長がありますが
  最大の特長は、「結果だけでなく行動(プロセス)にも
  焦点を当てていること」
です。
   もう一つの大きな特長は、楽しみながら取り組めること
  です
。ゲーム的要素が多分に取り入れられており、誰でも
  楽しみながら自己成長を確認できます。
   行動科学は、科学の条件である実験再現性を備えている
  ため、どんな人でも「実行力」を身につけることができます。


・「食欲を満たすようなイメージ」で仕事をしてみる

   できる社員、できない社員と一口に言いますが、その違い
  はどこからくるのでしょうか?
   できる社員をよくみると、一様に「want to (したい)行動」
  をとっていることに気づきます。
   一方、できない社員の行動は消極的です。仕事は好きでは
  ないが、働くしかないという「have to (しなければならない)
行動」
をとります。
   本人のやる気やモチベーションを、行動科学では「行動の
  反応率」
と言います。行動に焦点を当てて測定することで、
  やる気を科学的に確かめるからです。
   問題は、いかにしてそれを仕事や自分の目標とする行動に
  向けるかです。仮に失敗してもそこで止まることはありません。
  自分の選択した行動に効果がなかったと捉え、次は別の行動
  や方法に焦点を当てることが出来ます。


・本書で「三日で結果を出す」習慣が身に付く!

   行動科学マネジメントを取り入れた人は、あらゆる仕事
  に対して「実行力」を発揮し、期待された成果を上げること
  ができます。なぜなら、今まで嫌いだった行動が楽しいもの
  に変わる
からです。
   行動科学は、暗示や催眠術のような手法とは根本的に
  異なります
。なぜなら、人間の行動原理を科学的に解明し
  そこで得られた法則を応用した実践的メソッドだからです。
posted by sug at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | すごい「実行力」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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