2007年07月24日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック 第1章

第1章 問題の構造を把握する


 マッキンゼー式の問題解決プロセスは、構造化された
フレームワーク(枠組み)を用いて、事実に基づいた仮説
を立てることから始まり
、次に、仮説を証明するか、
あるいは反証するためのデータ収集と分析が続く
。仮説は
調査、分析を進めるときのロードマップとなります。
 この章では、目の前のビジネス課題に構造をあてはめる
には、どうするか、更に意志の決定をスピードアップする
仮説を立てるにはどうするかについて説明します。


 ビジネス課題に構造を応用する方法を要約すると、

 ・MECEを貫徹させる
   MECEは、「互いに重ならず、すべてを網羅する
(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)」

頭字語で、この概念はマッキンゼー式思考プロセスの基本
の一つである。

 ・初めての問題など存在しない
   いくつものフレームワークを利用することにより
数多くの共通するビジネス状況の概要が素早く見えるようになる。

 ・クライアントは、それぞれが唯一無二
   フレームワークは万能ではない。クライアントが
それぞれ唯一無二だと心得ている。どの組織の抱える問題
でも、適当なフレームワークを利用して解決しようとする
だけでは限界がある




<活用・実践ガイド>

1.問題の構造を把握する

 ・現実を構造化する
 目の前にある問題の領域を決定して他の要因との
つながりや、なりゆきの全貌といった詳細の全体に
目を向ける
。こうすれば、重要でない要因を無視して
可能な選択肢の優先順位をつけることに集中できる


 ・問題を構成要素に分解する
   問題の構造を捉えるときの一般的なアプローチは
直面している問題を構成要素に分解することです。
 ほとんどの場合、複雑な問題はより小さく単純な問題
の集まりに変えることができ、そうすれば個別に解決
することができる
からです。
 
 ・ロジックツリーを活用する
   問題を分解するのに利用する最も一般的なツールは
「ロジックツリー」です。これは、問題のあらゆる構成要素
を階層ごとに並べたもので、俯瞰することから始めて、段々
に下降していく

 
 ・ロジックツリーはMECEであること
   ロジックツリーをMECEにすることで、見落としがなく
混乱することもなくなる。

 ・複雑な問題を単純な形で表現する
   現実を単純化したものをつくることによって、複雑な
問題のまわりに散乱しているものを取り除き、混乱に秩序を
もたらす




2.仮説を立てる

 ・最初の会議で問題を解決してしまう
   問題の中の事実を分析するとき、一つずつ分析して
いって最後に答えを出すより、仮説を証明あるいは反証して
いくほうがはるかに効率的である

  次の段階は、仮説を証明あるいは反証するのに、どの
分析が必要で、どういう質問をすればよいことかを決める。
このとき「イシューツリー」を用いると効果的。

 ・用意周到な準備が必要
   仮説を立案してテストするのにブレーンストーミング
に頼る。これは、新しいアイデアを生み出すことがすべて
である。だから、先入観は入口で捨てることだ。そのとき
次のルールを守るよう心がける

 ○悪いアイデアというものはない
 ○ばかげた質問というものはない
 ○自分のアイデアが退けられるのを嫌がらず、必要で
  あれば自ら取り下げる
 ○会議が長くなりすぎて収穫が減ってきたら、無理に
  続けないで中止する
 ○紙に書く


 ・その問題は本当に解決すべき問題なのか
   依頼された問題が真の問題かどうかを識別する
唯一の方法は、深く掘り下げ、質問をし、事実を入手する
こと
だ。そして、問題解決プロセスの早い段階で少し疑う

 
 <活用・実践ガイド>

 ・仮説はクイックテストにかける
   仮説は、問題解決プロセスの初めに立てるので
どちらかと言うと事実より直観に頼る部分が大きい。
そこで、直ちにクイックテストにかけるべきである。
 クイックテストとは、仮説のまちがいを素早く見破る
ことである。

 ・イシューツリーを作成する
   イシューツリーとは、仮説を証明あるいは反証する
のに取り組まなければならない一連の質問や問題点を示す

言わば、構造と仮説の橋渡しの役割を果たす。
 問題点を更に細かく分類していき、そこにある問題に
答えていくと、その答えによって反証された「枝」が直ち
に全て除去されるので、分析の際に行き止まりを素早く
取り除くことができる

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