2007年08月02日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック 第6章

第6章 チームをマネジメントする


 近年では、チーム制を採用する企業や組織が一般的に
なってきている。これは恐らく、一人でかかるより何人
かで協力した方が大きな事を達成できると信じられて
いるからだろう。
 この章では、チームのマネジメントに関する次の4つ
の要素について説明する。


1.チームを編成する
2.コミュニケーションを促進する
3.絆を育てる
4.成長を促す



1.チームを編成する

・最適なスキルと人材を慎重に選ぶ
   ニーズに応じて、各人の知性、経験、対人関係能力
のバランスを慎重に検討しながら割り振りを決定する。

<教訓と成功例>
・示された能力だけでなく、相手の潜在能力にも配慮する
・多様性の価値を理解する

  (経験の多様性を重視する)
計画性を持って人材を採用する

<活用・実践ガイド>
・誰を雇うべきか
  (業務上のニーズ、そしてそれを達成する必要な
   能力や属性のリストを作成)
・多様性を忘れずに


2.コミュニケーションを促進する

・情報をスムーズに流す
  (情報は力であり、共有することで価値を増してチーム
   の成功を導く。そのためには、情報を循環させ続ける

<教訓と成功例>
・耳は二つあるが、口は一つしかないことを忘れない
  (人の話を聞いた時間の半分だけ話すようにするとよい)
・何を言うかだけでなく、どう言うかが重要だ
・コミュニケーション不足よりコミュニケーション過剰の方がよい

<活用・実践ガイド>
・聞くトレーニングを利用する



3.絆を育てる

・チームの士気に気を配る

  (プロジェクトの進捗状況とメンバーの貢献を逐一報告し
   全員に敬意を払って接し、互いに手助けしあう
・絆はほんの少しで十分だ
  (やりすぎは逆効果

<教訓と成功例>
・一緒にすごす
  (職場を離れて楽しむのはチーム結束を強める。しかし、
   やりすぎは逆効果)
・十分に報いる
  (経済的報酬もよいが、社内全体にチームの功績を広める
   方が大きな動機付けとなることも多い)

<活用・実践ガイド>
・絆を深めるメリットを示す



4.成長を促す

<教訓と実践例>
・期待は高く
  (より高い目標を設定することで、従業員たちは変化を恐れる
   気持ちや、そこからくる無気力さに打ち勝つことができる)
・常に働きぶりを評価する。ただし、バランスは失わないように

<活用・実践ガイド>
・野心的な全体目標を作る
・目標を伝える
・きちんと評価する

  能力評価は、次の3つを基準に沿って行うべきである
  
 ○客観的に評価する
 ○あらかじめ設定した目標に基づいて評価する
 ○当人の努力のおよぶ範囲のことだけに焦点を絞って評価する


・バランスに気を配る
  (肯定的なコメントは業績向上を促すが、飽和点に達すると
   効果を減退させる

2007年08月01日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック 第5章

第5章 最終結果をプレゼンテーションする

 仮説の提案、ワークプラン作り、リサーチ、分析
の数々を通じてやっとここまでこぎつけたのに、この
段階でミスをすると、これまでの努力が水泡に帰して
しまいます。
 本章では、こうした結果にならないようなテクニック
を紹介していきます。二つの面から検討していき、まず
出席者に最大のインパクトを与えるには、プレゼンテーション
をどのように組み立ててればよいか
を説明する。次に、
提案が出席者に受け入れられるのを促すテクニック
ついて述べていきます。


1.プレゼンテーションの構造

   プレゼンテーションとは、自分の考えを出席者に
「なるほど!」と思わせるように明確に伝えるものです。
  この目標を達成するには、出席者の頭にすっと入って
楽についてこられるような構造を持たせる
ことです。
  この項では、最大の効果を上げられるプレゼンの組み
立て方を説明します。

・誰にでもわかる道順を示す
   成功させるには、はっきりしたわかりやすい道順を
示して、出席者があなたの論理について行けるようにする
ことである。思考を明確で論理的に整理すると効果的。

・エレベータテスト
   自分が考えた解決案を熟知し、エレベータに乗って
いる30秒間に明確かつ正確に説明できるようにしよう
  このテストに合格できれば、自分の仕事を熟知している
と同義となる。

・簡潔に − 一つのチャートに一つのメッセージ
   チャートは、見る人に直ちに理解されなければ意味が
ない。そこで、一つのチャートで複数のポイントを示したい
ときは、それぞれのポイント用にチャートを用意し
、チャート
ごとに当該の情報を際立たせる。

<教訓と成功例>
・思考をしっかりした構造を支える
  (明確なビジョンを持ち、論理的な流れを持たせる)

<活用・実践ガイド>
・プレゼンテーションもMECEで
   自分が立てた仮説をMECEな問題点および細分した問題
点に分ける。これにより、すぐに使えるアウトラインが完成する

結論から始める
   結論からプレゼンテーションを始めることで

 ○話の核心に至るのが早く、聞き手がついていきやすくなる
 ○プレゼン時に、どこまで詳しく説明するかを自由に決められる


・事前にエレベーターテストを実施する

・証拠資料はシンプルであること
  データを提示するときは、必ず情報源を記すように。
  出典を聞かれてもすぐに答えられ、更に、数年後に情報が
必要になったときでも、どこに探せば良いかすぐに分かる。



2.同意を得る

   プレゼンテーションは手段でしかなく、それ自体が目的
ではない。いくらプレゼンテーションが立派でも、提案を受け
入れて実行してくれなければ意味が無い。
  失敗しないためには、同意を勝ち取るテクニックを用いる
こと、つまり、必要な策を講じて、聞き手が提案を受け入れる
可能性を最大限に高めることである。

・関係者全員に事前報告する
   優れたビジネス・プレゼンテーションには、出席者が
驚くような意外な内容が含まれていてはいけない。そこで、
担当の意思決定者に内容を事前に説明しておこう
  これにより、提案する解決案に断固として反対されると
いう不意打ちを防ぐことが出来る。更に、自分の下した結論
現実性をもう一度、確かめることができる

<教訓と成功例>
・驚かれるようなことを避ける
  (事前報告で1対1で話すことにより、存分に対応できる)

・プレゼンテーションを聞き手に合わせる

  (出席者が誰で、何を好み、どういう背景があるのかを知る)

<活用・実践ガイド>
・柔軟に対応する
  プレゼンテーションの構造をしっかりさせ、聞き手の反応に
合わせて柔軟に進め方を変える

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